自粛モードなのですが
私はいつも家で仕事をしているので
あまり変化ありません(^^;;
最近は日本映画を見て
音楽がどんな風に
作られているかを勉強しています。
春から舞台音楽作曲のお仕事が
始まるのでそのためです。
映画で流れてくる最初の1曲を聴くと
その映画監督さんが
作品をどう見せたいのか
全体のトーンがわかります。
あーなるほど。
こう感じで行くんだなあと。
重いテーマの作品には
意外とロックやポップな音楽が中心になって
全体バランスを調和していたり。
風景や映像が美しい作品では
ピアノや弦楽器が美しい曲が中心に
より美しさを際立てていたり。
日常の切り取った作品では
品の良い音楽が軽快に添えていたり。
台本にかかれた
役者さんのセリフにない心情を
音楽で表現し
物語を立体的にしていくのが劇版作曲。
優れた映画には優れた音楽が必ず
寄り添っています。
ある大物作曲家さんが言ってました。
「主張せず、だけど確実にそこに存在する音楽」
なるほど。
そんなことを頭に置きながら
引き続き作品を鑑賞したいと思います。
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